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秋にも活発なスズメバチの脅威!

 

◆日本で最も多くの死者を出している野生生物とは?


 

熊や蛇を想像される方も多いのですが、答えは蜂です。
日本では毎年20人ほどの人が、蜂に刺されて亡くなっています。

その蜂の中でも攻撃性が高いのはスズメバチとアシナガバチです。

しかし、
巣が外気に露出しているアシナガバチは、秋になると活動を終えます。

それとは対照的に、
スズメバチは巣が外被に覆われており、

巣内の温度が外気に影響されにくいため、
秋になっても活発に活動します。

さらに、
スズメバチは外敵から巣を守る防衛本能が非常に発達しており、

些細な刺激に対しても敏感に反応してしまいます。

このため、スズメバチにはまだまだ注意が必要です

■アシナガバチとは


 

足をだらんと下げるようにしながら
スズメバチよりゆっくり飛ぶ。

攻撃性はそれほど強くないが、
巣を刺激すると危険。

巣の形状は傘状で複数の穴がある。
巣作りは4月上旬ころから。

8月中旬に活動のピークを迎え、
11月には離巣、巣は1年で放棄

■スズメバチとは


 

速く直線的に飛び、羽音が大きい。
攻撃性はかなり強く

繁殖期、9月下旬から10月初旬まで注意が必要。

巣に近づいただけで威嚇し、
立ち去らなければ攻撃。

巣はボール状で出入口は1カ所、
マーブル模様になっている。(初期の巣は徳利形)

巣作りは4月下旬ころからで、12月には死滅、巣は放棄

実際、スズメバチによる被害は、
夏だけでなく秋にも多く起きます

アウトドアに出かけた際はもちろん、
普段からスズメバチには十分に注意しましょう。

◆刺されないようにするためのポイント


 

刺されないようにするためのポイントは

スズメバチを興奮させない

・色

一般にスズメバチを興奮させる色は、黒色と言われています。

しかし実際は色そのものよりも、
背景とのコントラストによって変わります。

白色であっても、
背景色と大きく異なれば、刺激となる可能性があるので注意が必要です。

・動き

急に動いたり、手で追い払ったりするような動作はNGです。

スズメバチが敵だと認識してしまいます。

・匂い

香水やオーデコロン、
香りが残るタイプの柔軟剤などの匂いも、
スズメバチを刺激する可能性があります。

この3点に気をつけましょう。

◆被害が増加する理由


 

スズメバチによる被害は、
この数十年で大幅に増加しています。

最も大きな理由は土地開発や都市化が進んだことです。

都市部での生活に順応したスズメバチは、
家の軒下や屋根裏、マンションのベランダなど、
人間の身近な場所に巣を作ります

自宅の庭でスズメバチに襲われる被害は近年増加傾向にあります。

もう一つ、被害が増加している原因が、
ハイキングや登山に出かける人が、増えていることです。

被害に遭った人は、
気づかないうちにスズメバチのテリトリーに侵入してしまいます。

スズメバチは本来、
木の中や地中など閉鎖された空間に巣を作るのを好み、
巣が目につきにくい場合がよくあります。

ですので、
いつのまにかスズメバチのテリトリー
入ってしまい被害に遭ってしまうのです。

◆まとめ


 

最近では、
TVでもスズメバチの駆除が特集されるぐらいに
身近な被害となりつつあります。

都市化に伴い、
スズメバチの生活環境は限られてはいますが、

民家に巣を作ったり、
人間が出す生ゴミやジュースの飲み残しを餌とするなど、
都市での生活に適応しています。

以前に比べて、
スズメバチと人間が遭遇する機会は増加しています。

蜂に刺されると「アナフィラキシーショック」
と呼ばれるアレルギー反応が出て死亡することもありますので、

この蜂の被害にはまだまだ注意が必要です。




 
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優良サイト【見えラボ】より抜粋
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