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マヨネーズやマーガリン好きは必見!怖い「トランス脂肪酸」とは?

悪玉コレステロールを増加させ、心臓疾患のリスクを高めると言われている「トランス脂肪酸」。パン、クッキー、ドーナツ、ケーキなどの洋菓子や、スナック菓子、生クリームやマーガリン、マヨネーズに多く含まれており、海外諸国ではトランス脂肪酸を含む製品の使用を規制する動きが増えています。しかし日本では、トランス脂肪酸に対する表示や規制はされていないので、消費者は自分で安全な食品を選ばなければいけません。

 

◆トランス脂肪酸を取り過ぎるとどうなるのか?

 

トランス脂肪酸を過剰摂取すると、血中の悪玉コレステロールが増えます。これにより動脈硬化を起こし、心臓病や心筋梗塞のリスクが高まります。他にも認知症になる危険性も高めます。トランス脂肪酸は脂質になるので、取り過ぎは肥満や生活習慣病になる危険性もあります。

 

◆家庭でできる対策は?

 

多くの食用の油にもトランス脂肪酸は含まれていますが、「オリーブオイル」や「ココナッツオイル」は全く含まれていないことが多く、含まれていても微量です。「オリーブオイル」や「ココナッツオイル」は「オレイン酸」という成分が多く含まれ、このオレイン酸は悪玉コレステロールを下げて内臓機能を改善する働きがあります。マーガリンやマヨネーズにトランス脂肪酸が多く含まれるので、マーガリンやマヨネーズを使わず、オリーブオイルを用いて料理することで対策できます。例えば、フランスやイタリアでは、パンにオリーブオイルをつけて食べる習慣がありますので、マーガリンの代わりとして。マヨネーズ、の代わりに、オリーブオイルをかけ塩をまぶすだけで、みずみずしい食感を感じられるサラダが味わえます。

 

◆食品を選ぶポイント


 

トランス脂肪酸は洋菓子に多く含まれている場合が多いです。これは、原材料にマーガリンが多く使われているからです。自宅で菓子類を作る場合、マーガリンよりもバターを使用しましょう。バターはマーガリンのおよそ3分の1程度しかトランス脂肪酸は含まれていません。和菓子はトランス脂肪酸がほとんど含まれていませんので、洋菓子を食べるよりも和菓子の方が安全です。ファストフードや冷凍食品、レトルトなどにもトランス脂肪酸が含まれていることがあります。企業としてもトランス脂肪酸の含有が少ない油脂へ切り替えを始め、トランス脂肪酸低減を発表するなどの動きも増えています。しかしまだ、一部の製品のみの場合もあるので注意は必要です。今はまだ自分の意思でしか、トランス脂肪酸を避けることができないので、なるべく摂取しないように心がけましょう。

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