生理中は妊娠しないってホント??
『生理中は妊娠しない』
ということを聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。
これは事実なのか、ただの都市伝説なのか。
始めに結論を申し上げますと、
生理中でも妊娠することはあります。
では、そもそもなぜそのような情報が世間で出回っているのでしょうか。
まずは生理に関して簡単に説明をさせていただきます。
■生理とは
個人差は大きいですが、
女性の体内では25日~38日周期で排卵が行われます。
排卵とは、卵子が成熟卵胞の中から卵管に排出されることを言い、
この時期に性交をし、卵管の中で精子と卵子が出会うことで妊娠が成立するのです。
排卵が起こるとともに、受精に成功した受精卵を迎えるために子宮内膜が厚くなります。
妊娠をしないまま排卵から2週間程経過すると、
一度分厚くなった子宮内膜が体外に排出されます。
これが生理なのです。
排卵された卵子は、受精をしなければ3日~7日程でそのまま体内に吸収されてしまいます。
上記の通り、生理は排卵からおよそ2週間後にきます。
生理の最中には排卵された卵子はすでに体内に吸収されていますし、
受精卵を受け入れる子宮内膜もリセットの最中なのです。
それらのことから、『生理中は妊娠をしない』と言われているのです。
■人間の体に絶対はない
身長も体重も個人差があります。
そして生理の周期も女性によって大きく違ってきます。
そのため、
すべての女性が上記の通りの生理や排卵の周期に当てはまることはないのです。
生理中は妊娠の可能性は下がるのかもしれませんが、
全くしないということはありえないのです。
- ・生理中でも排卵をすることがある
- ・生理周期は一定ではなく早めに排卵日が来る女性もいる
- ・射精後の精子は長いもので一週間以上生きる場合がある。
■生理中のSEXは危険がたくさん
生理中は免疫力が低下しています。
そして、子宮内膜が剥がれおちている最中ですので、
子宮内は非常にデリケートになっています。
そのために、
普段の性交渉では感染しないような菌にも負けてしまうことがあるのです。
そして、
生理の際の血液そのものに様々な細菌や病原菌が
ふくまれているためそれに触れる男性にもなんらかの感染症が起こってしまう危険性もあります。
また、生理中の性行為は『子宮内膜症』を引き起こしてしまうリスクもあるのです。
■どうしても生理中にSEXをしたいときは・・・
必ずコンドームを男性に装着してもらいましょう。
これだけで多くの感染症を予防することができます。
そして、女性器に対する愛撫はなるべく控えましょう。
これらは、
不慮の妊娠やなんらかの感染症などで
パートナーとの関係を悪くしないためにも、非常に大切なことだと言えます。
『生理中のSEXは妊娠しない』
というのは間違いであることがこれで分かりました。
性行為に対して正しい知識を身につけ、パートナーと良い関係を築いていきましょう。
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優良サイト【見えラボ】より抜粋
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