ダイエット効果がある【にぼし】

味噌汁のだしなどによく使われるにぼしは、古くから日本では馴染みのある食材です。特に健康を意識する人以外は、好んで口にする機会もないのではないでしょうか。今回はにぼしが持つ優れた栄養素と、ダイエットにも効果がある理由をご説明させていただきます。

 

■にぼしとは

魚介類を煮熟して、乾燥させたものがにぼし(煮干し)です。一般的ににぼしと呼ばれているものはかたくちいわしが多く、他にもいかなご、なまこ、あわびなどのにぼしがあります。また、だしじゃこやいりことも呼ばれます。

 

■にぼしの栄養素

にぼしには多くのタンパク質が含まれています。にぼしの６割がタンパク質であり、これがダイエットに大きく関わってきます。他にも、カルシウムや鉄分、マグネシウム、ミネラル、タウリンなどが含まれており、ダイエットの際に不足しがちな様々な栄養素を補ってくれるのです。

豊富なカルシウムは、食事から摂った余分なエネルギーが脂肪として吸収されるのを防ぐ効果があります。腸の中で脂肪とカルシウムが結合することによって、排泄を促してくれるのです。

日本人に不足しがちな鉄分が多く含まれていることも注目すべき点で、鉄分は全身の細胞に酸素を供給するために使われています。鉄分が不足してしまうと、疲労や倦怠感がたまってしまう原因になるのです。

また、サプリメントで話題のＥＰＡやＤＨＡ、お肌に良いとされるイノシン酸も含んでいます。ＥＰＡとＤＨＡは脳に良いとされ、他にも視力低下の抑制、動脈硬化、高脂血症、高血圧、認知症、アトピーの改善効果などが期待できます。そしてイノシン酸は、肌の水分を保つ働きがあると言われています。

 

■にぼしのダイエット効果

上でにぼしにはダイエット効果があると記載しました。にぼしには豊富なタンパク質が含まれています。タンパク質を摂取することにより筋肉量を増やすことができます。

脂肪の燃焼を助けてくれる筋肉量が増えると、基礎代謝が上がり、太りにくい体質になるのです。このことが結果的にダイエットへと繋がるのです。

 

■おやつ代わりににぼしを食べる

朝昼晩の食事の代わりににぼしを食べる必要はありません。おやつや、間食の代わりににぼしを食べればいいのです。にぼしは大変噛みごたえがある食べ物ですので、

脳の満腹中枢が刺激され、それが食事量を減らすことに繋がるのです。目安として、一日30gを目安に摂取しましょう。にぼしは低カロリーな食品ですが、塩分が高めです。

塩分の過剰な摂取は高血圧などの生活習慣病を引き起こすことに繋がってしまいますので、過剰な摂取は厳禁です。

 

■最後に・・・

にぼしには多くの栄養素が含まれており、ダイエットにも繋がる食材です。にぼしに直接脂肪を燃焼させる成分が含まれているわけではなく、筋肉量を増やすことによって、太りにくい体にしてくれるのです。

普段カロリーの高いケーキやポテトチッブスを食べているのであれば、それを少し控え、にぼしを食べてみてはいかがでしょうか？

あまり食べる機会がない食材ですが、塩っけがきいていてクセになってしまう食べ物です。

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優良サイト【見えラボ】より抜粋
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