風俗業界でタトゥーはどう思われているか?
現在は、ファッションの一環として気軽に入れる人も多いタトゥーですが、
未だに根強い偏見を持たれています。
特に女性のタトゥーを男性は嫌う傾向にあります。
それはなぜなのでしょうか?
■日本でタトゥーが嫌われているワケ
日本では江戸時代に、何か悪いことをした罰として、
人目にさらされる額や腕に印として墨を入れられました。
簡単に言うと、墨は『犯罪者の証』であったのです。
そして、現在でも暴力団などの反社会的な組織の構成員の多くが墨を入れています。
それらのことから、
現在でも日本人にはタトゥーや入れ墨に対して
マイナスなイメージが根付いているのです。
■女性のタトゥーはさらに嫌煙される
上記の通り、日本人はタトゥーや入れ墨に対して良いイメージを持っていません。
入れている人を見ると、
『怖い人』『反社会的な人』というネガティブな印象を抱きます。
男性のタトゥーに関しては、
見る人によっては『男らしい』『かっこいい』と思うこともあるでしょう。
しかし、清楚な女性が好かれる日本の風潮を考えると、
決していいイメージは持たれないのです。
もちろん、女性のタトゥーや入れ墨を好む男性もいるはずです。
しかし、『女性らしさ』を減らしてしまうタトゥーを、
多くの男性が毛嫌いしているのも事実です。
■タトゥーが入っていたら風俗で働けないの?
タトゥーを入れている女性を完全NGにしているお店は少ないです。
ワンポイントだけならOKであったり、
隠せるならOKだったり、条件はお店によって様々です。
ただ、歓迎されるお店はほぼないと言っていいでしょう。
そして、明確なサイズのボーダーラインはありませんが、
ワンポイントではなく、背中一面や腕の広範囲など、
ガッツリと入っている人は断られる可能性が大きいです。
かなり広範囲にタトゥーが入っている場合は、
そこまで容姿が重要視されない激安店や、
SM店のS嬢様などの業種でしか働けない可能性があります。
お店によって採用基準は違いますので、
面接の際に必ず申告をし、それでも働けるのかを確認するようにしましょう。
■タトゥーは稼ぎに影響するの?
正直に言いますと、影響はあります。
予約の際に『墨の入っていない女性で』などとオーダーをする男性もいますし、
実際タトゥーのことを内緒でお客様の元へ行き、
タトゥーを見た瞬間にキャンセルなんてこともよくある話です。
そして、
基本給の高いお店は採用基準の中にタトゥーを入れていない女性と
定めている場合もありますので、
給料の良いお店では働くのが難しいことも影響の一つでしょう。
■最後に
タトゥーや入れ墨を入れることは違法ではありませんし、個人の自由です。
ですが、風俗のお仕事をするのであれば、
入れていることによって様々な制限がかかってしまうことは覚えておきましょう。
タトゥーを入れることは、銭湯や温泉、
プールやジムなどの入場制限があったり、感染症のリスクが高まったり、
就職・転職などに影響したりと、マイナスなことも多くあります。
そのために、タトゥーを消す処置を病院で受ける人は現在多くいるのです。
タトゥーを体に入れる際は、入れた際のメリットと、
その後に制限がかかるというデメリットを比較し、
どちらが自分の人生にとって良い道であるのかをゆっくり考えて決断をしましょう。
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