風俗を辞めてからの生活、悩み

風俗のお仕事をしている女性のほとんどが、
未来に対して不安や悩みを抱えています。

その内容は人それぞれですが、
風俗業を辞めた後の生活や仕事に関しての不安が大部分を占めています。

■風俗のお仕事を辞めた後の生活を想像できない

風俗のお仕事は非常に高収入であり、
何年も働いているとどうしても金銭感覚が狂ってしまうことがあります。

しかし、風俗業界で貯金をしている女性は意外と少ないと言われており、
日払いのお店が多く毎日が給料日であるために、『また明日稼げばいいや』と、
散財してしまう傾向があります。

なくなってもすぐに入ってくる環境だからこそ、
お金の管理はおろそかになりがちです。

たくさん稼いでいるのに、貯金もできておらず、
なかなか辞め時が見つからない女性は多くいるのです。

そして、時給に換算すると数千円になる風俗業界に慣れてしまうと、
時給1000円以下や月給15万～20万円程の平均的な給与では生活が厳しく、
結局は風俗のお仕事に戻ってしまう女性も多くいる現実です。

また、風俗のお仕事は接客業といっても特殊であり、
風俗以外のお仕事でその経験を活かすことは難しいです。

そのために、事務員になろうとしてもＰＣスキルが足らなかったり、
美容のお仕事に就こうとしても経験者優遇で採用されなかったりと、
次の仕事をなかなか見つけることができないという悩みも多く聞きます。

それ以前に、『夜のお仕事しかしたことがない私は何の仕事をすればいいの？』と、
そもそも何をしたらいいのかが分からないという女性も多くいます。

■風俗はいつまでもできる仕事ではない

風俗は自分の体が商売道具のお仕事であり、
体を壊してしまうと続けていくことができません。

もちろん何年何十年と現役で続けている女性も多くいますが、
ほとんどの女性は辞める時期を考えながら働いています。

また、家族や彼氏にお仕事がバレてしまい、
辞めざるをえない状況になることも考えられます。

仮にそのような理由で突然他の仕事を探さないといけない状況になってしまったとしても、
上記の通りすぐにその生活を変えることや、就職先を探すことは難しいです。

ですから、風俗を辞めた後のことを考えながら生活を送ることが大切です。

■風俗業界からの転職で困らないために

特に重要なのは時間を有効に使うことではないでしょうか。
風俗のお仕事は短時間で稼ぐことができるお仕事ですので、自分の自由な時間を確保することが他の業種に比べて簡単であることが多いです。

ですから、資格の取得や、次のお仕事に繋がる勉強などもしやすいのです。

医療事務やホームヘルパーなどの資格は、持っているだけで簡単にお仕事が見つかる資格であり、
比較的とりやすい資格と言われています。

また、仕事の傍らエステやネイル等の転職で有利になる専門職のスクールに通うのもオススメです。

たくさん稼げる業界だからこそ、
娯楽や趣味だけにお金を使うのではなく、未来の自分に投資をしてみてはいかがでしょうか。

■ゆっくりと風俗業界から離れる

一日に数万円の収入を得ることができる環境から、
時給1000円程のパートのお仕事についた場合、
その給料や仕事内容の違いをなかなか受け入れられないことがあります。

きっぱり風俗のお仕事をやめて、昼職に就くことはとても難しいことであり、
生活水準を落としてしまうと大変ストレスが溜まります。

その結果、お昼の仕事は長続きせずに風俗業界に戻ってしまうということはよくある話です。

そうならないために、まずは風俗店の出勤日数を減らし、
お昼の仕事と掛け持ちをすることがリハビリとして大変有効です。

ゆっくりとお昼のお仕事に慣れていき、金銭感覚もお昼の感覚に戻していくことができれば、
結果風俗のお仕事から離れることができるのです。

■貯金をする

上記でも述べた通り、いつでも給料日である環境だからこそ、
風俗業界では計画的に貯金をすることが難しいです。

しかし、せっかく風俗店でしんどい思いをして働いたのに、
結果的に何も残らなかった・・・というのは悲しい話ではないでしょうか。

毎月１万円でもいいと思います。
やめる際にある程度のまとまったお金があれば、
昼職に戻った時にすぐに生活が苦しくなることはありません。

そして、貯金はすればするほど楽しくなってくるものです。
風俗業界で働いた努力を形として残すためにも、貯蓄はしていきましょう。

■ここまでのまとめ

風俗業界で働く女性のほとんどの女性がなんらかの悩みを抱えており、
自分の未来が見えないと将来を不安視しています。

風俗のお仕事でたくさん稼いで、やめてからも有意義な生活を送るために、
毎日の時間を有効につかうことと、貯金をすることが非常に大切なのです。

特にやりたいことが見つからない・・・という人は、
何か趣味を見つけてみるのもいいかもしれません。

趣味の幅を広げることにより視野が広がって、もしかするとやりたいことも見つかるかもしれません。
路頭に迷うことのないように、一日一日を大切に過ごしましょう。