風俗の高バックやバック率について
■バックが高い風俗店
・高級店
その名のごとく、高級店のお給料は高めに設定されています。高級店と中級店の明確なボーダーラインはありませんが、ヘルス業界ではお客様からいただく料金が60分で20000円以上になる場合、高級店だと言われることが多いです。
だいたいのお店が、お店の取り分と女性のお給料を折半にしていますので、お客様から20000円をいただいた場合、女性のお給料はおよそ10000円となります。お店や女性によっては、お客様がお支払いする料金が、60分で50000円以上もするお店もありますので、その分女性の給料はさらに高くなります。
・プレミア料金を設定しているお店もある？？
お店の基本料金は高くはなくても、女性ごとに指名料を変えているお店があります。通常の指名料が2000円であったとしても、女性によっては5000円～10000円くらいの指名料を設定し、プレミア料金として通常お客様からいただくのです。基本的に通常の指名料以上にお客様からいただく指名料は、全て女性のお給料になる場合が多いです。
これだけを聞くと、『それなら私もプレミア料金つけて、お給料を高くしてほしい』と簡単に思ってしまいそうですが、誰でもプレミア料金がつけることができるわけではありません。プレミア料金がついている女性は、見た目も、接客面でも、他の在籍女性よりも優れていなければなりません。
プレミア料金がついていない女性よりも、見た目やサービス面で劣っていると、お店の評判も悪くなりますし、クレームになってしまうことも考えられます。
通常の指名料金よりも高い料金をいただくことは、その料金の分だけ、お客様を満足させなければならないということを覚えておきましょう。 また、プレミア料金がついている女性は、ついていない女性に比べて指名が入りにくい傾向にあります。風俗を利用する男性は、安く、サービスのいい女性と遊ぶことを望んでいるのです。そのため、自身を本指名（一度接客をしたことがあるお客様からの指名。再指名）していただけるお客様を増やす必要があります。
・料金が高い業種のお店
風俗業界でお給料が一番高いと言われているのは、『ソープランド』です。ヘルスに比べると倍以上高い場合もあり、お店によっては一日に10万円以上でも問題なく稼ぐことができます。ソープ以外の業種では、『ＳＭ』や『Ｍ性感』などのフェチ要素の強いお店も、お給料が高めに設定されていることが多いです。
その分、スタンダードなヘルス店では求められることのない専門的なテクニックが必要とされ、誰もが簡単に働ける環境であるとは言えません。
特にＳＭ店は、かなりハードなプレイを要求されることもありますので、生粋のＭの女性、Ｓの女性でなければお仕事を続けるのは難しいでしょう。プレイ内容が特殊であるため、120分以上のロングコースが多く、お仕事一本当たりの給料が他の業種よりも高めに設定されています。
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■風俗のバック率は女性によって異なる
バック率とは、お客様からいただく料金に対する、自身のお給料の割合のことで、バック率が60％であれば、お客様から10000円いただいた場合、お給料は6000円となります。バック率が高ければ高いほどお給料は高くなります。
相場は50％～60％と言われており、それよりも高ければバック率の良いお店であると言えます。また、バック率は女性によって異なることもあります。入店時の条件や、本指名の数によっても変わってきます。バック率が上がるということは、その分お店の取り分が少なくなってしまいます。
ですから、そう簡単に上がる事はありません。本指名を多く返していたり、容姿が優れているお店の看板女性であったり、お店の取り分を減らしてでも、女性にお給料を還元したいという女性でなければ、バック率を上げるということはあまりしません。
■バックがいいお店＝稼げる風俗店とは限らない
バックが高ければ高いほど、一本当たりお給料が高くなりますが、一日を通して、または一ヶ月を通してのお給料として考えた場合、バックが高いことは、必ずしも『たくさん稼げる』ということに結び付くとは限りません。
風俗業界は、基本的にその日に接客したお客様の数でお給料が変わる完全歩合制です。ですから、いくらバックが高くても、本数をたくさんこなさなければ、お給料はそれ以上増えることはないのです。逆に、バックが低くても、たくさんのお仕事に入れるお店であれば、大きく稼ぐことができるのです。
■高バックでなく、その月に稼いだ総額でお店を判断する
風俗業界は毎日が給料日であるため、月単位で自身の給料を計算することをあまりしません。そのため、もともとのバックが低かったり、ボウズ（一本もお仕事がつかないこと）の日があったりすると、より良い環境を求めて簡単にお店を変えてしまいます。しかし、不調な日があったとしても、その月で換算した場合、前月に比べそこまで稼ぎの総額が変わらないことがあります。
■バックが低いお店をあえて選ぶ女性が増えている
『なぜ？』と思われるかもしれませんが、バックが高いお店は避け、あえてバックの低いお店を選ぶ女性が最近増えています。最近流行っている『激安店』では、60分コースのバックがおよそ5000円前後と、風俗業界のバックの平均が、60分コースでおよそ7000円～8000円と言われていますので、かなり低めに設定されています。激安店では、女性のお給料が安いだけでなく、お客様からいただく金額も安いために、お店の取り分もその分少なくなってしまいます。
ですから、お店が利益を出すには、どれだけ多くのお客様に利用をしていただくかが重要になってきます。そのため、激安店では休憩時間がないほど、毎日多くのお仕事をもらうことができるのです。バックが60分8000円であった女性が、あえてバックが5000円のお店に異動をするのも最近では珍しいことではないのです。
■最後に
風俗業界は、お昼のお仕事と違い、お給料が一定ではありません。時給1000円と、時給1200円のコンビニのバイトをするのであれば、時給が高い方を誰もが選ぶでしょう。風俗業界では、お仕事に入ることができなければ、いくら時間給が高くてもお給料は０です。ですから、必ずしもバックやバック率だけが、たくさん稼ぐために重要なことではないということを覚えておきましょう。また、バックが良かったり、たくさんのお仕事に入らせてもらえるお店でも、スタッフの対応が悪かったり、待機場が汚いなど、お店の環境が悪ければ、そのお店で長く働くのは難しいかもしれません。お店探しの際、金銭的なことだけではなく、働きやすい環境が整っているのかもきちんと調べるようにしましょう。
